【第4回】沖縄リハビリテーションセンター病院で院内教育の全日程が終了いたしました!

第4回の院内教育

手に対するアプローチ〜痙性手・浮腫手へのアプローチ〜

沖縄リハビリテーションセンター病院にて、第4回目となる院内教育を実施しました。
本講義をもって、全4回にわたる院内教育がすべて終了となります。

第4回のテーマは
「手に対するアプローチ 〜痙性手・浮腫手について〜」

手は非常に繊細であり、
姿勢・上肢機能・感覚・活動すべてと深く関わる部位です。

今回は、痙性手・浮腫手に対して、
・機能解剖の視点から手を整理すること
・病態に応じてどこを評価し、どこにアプローチするか
・その変化をどのようにアクティビティへつなげていくか

を、臨床場面を想定しながら実技中心で進めていきました。

単なる手技や方法論ではなく、
「なぜその介入を選ぶのか」「その反応は何を意味しているのか」
を一緒に考える時間となり、理解をより深めていく回となりました。


【第1〜4回】院内教育の総括

今回の院内教育は、全4回を通して
上肢機能を段階的に整理し、臨床に落とし込むことを目的に構成しました。

第1回:麻痺側上肢の肩の痛みに対する上肢機能アプローチ①

後面筋を中心に、肩甲帯と上肢の土台づくりを学ぶ
(広背筋・円筋群・上腕三頭筋と肩甲上腕関節の関係)

第2回:麻痺側上肢の肩の痛みに対する上肢機能アプローチ②

前面筋に着目し、姿勢・体幹とのつながりから動作を整理

第3回:低緊張に対する上肢機能アプローチ

低緊張に対する評価の視点、感覚入力、反応の読み取り
「自ら考え、話し、実践する」流れを重視

第4回:手に対するアプローチ~痙性手・浮腫手について~

機能解剖からアクティビティへ
手の問題を全身・活動レベルで捉える視点


受講生の皆さまの変化

回を重ねるごとに、
・「患者さんにこんな変化が出ました」
・「変化のあとに、次の課題が見えてきました」
・「この場合、どう考えればよいでしょうか」

といった、臨床に根ざした具体的な質問が増えていきました。

それは単に知識が増えたということではなく、
患者さんを観る視点が深まり、臨床が「つながってきた証」だと感じています。

また、第3回以降は
受講生同士で考え、話し合い、アウトプットする場面も増え、
会場全体が「学び合う空間」へと変化していきました。


人と人がつくるリハビリの未来

情報や技術、便利な道具があふれる時代だからこそ、
改めて強く感じたのは、

リハビリの本質は、人と人との関わりにある

ということです。

その土台があるからこそ、
知識や技術、道具が武器として活き、
より良いリハビリ、より良い未来につながっていくのだと思います。


感謝を込めて

全4回の院内教育を通して、
とても温かく、学びの深い、かけがえのない時間となりました。

開催にあたりご調整・ご準備くださった
リハビリ副部長の鈴木先生をはじめ、役職者の皆さま、スタッフの皆さま。
そして、最後まで真剣にご参加くださった受講生の皆さまに、
心より感謝申し上げます。

本当にありがとうございました。