退院後のリハビリはどうしたらいいか不安になりますよね。利用できる保険やサービスを知っておきたいと考える患者様も多いと思います。そこで、今回は退院後のリハビリはどうすればいい?利用できる保険やサービスを紹介します。この記事を読めば、退院後に利用できる保険やサービスについて知れること間違いなしですよ。
利用できる保険
退院後に利用できる保険として、医療保険と介護保険があります。それぞれ特徴が異なりますので、詳しく見ていきましょう。
医療保険
医療保険では、退院後に通院する費用を補償する「通院特約」というオプションを選択することができます。通院特約は、退院後の通院生活を支えることを目的としており、治療費や薬代、交通費などの経済的な負担を補てんします。
通院特約の支払いの限度額や通算限度額は、保険会社やプランによって異なります。また、通院特約は「風邪をひいたので病院へ行った」というようなケースには適用されず、退院後や入院前の通院であるなど一定の条件が設けられています。入院・手術が決まった後は基本、すぐに保険に入れません。健康に関する告知が必要で、病気やケガのリスクが高いとみなされると保険に入れないか、保険料が高くなるなど所定の条件つきになるのが一般的です。
介護保険
介護保険は、要介護状態や要支援状態にある方が、安心して日常生活を送れるよう、必要な介護サービスを公的に支援する制度です。介護保険を利用できるのは65歳以上の方で年齢にかかわらず、介護が必要な状態と認定された方と、40歳~64歳の方で末期がん、関節リウマチなど、特定の病気で介護が必要な状態と認定された方です。介護保険で受けられる介護保険を利用するにはまず、市区町村の窓口に要介護認定の申請を行います。次に訪問調査や医師の意見書などを基に、要介護度(要支援1〜2、要介護1~5)が決定されます。認定結果に基づき、ケアマネジャーと相談しながら、必要なサービスの種類や利用時間などを決定し、介護サービス計画を作成します。介護サービス計画に基づいて、介護サービス事業所を利用します。介護保険サービスの費用は、所得に応じた自己負担となります。
利用できるサービス
退院後に利用できるサービスとして、通所リハビリテーション、通所介護、訪問介護、訪問看護、自費リハビリが挙げられます。それぞれ詳しく見ていきましょう。
通所リハビリテーション(デイケア)
通所リハビリテーション(デイケア)とは、介護老人保健施設や病院、診療所などの施設に通い、リハビリテーションを受けることで身体機能の維持や回復を目指すサービスです。通所リハビリテーションは、低下した身体機能を維持向上させたい方や、病気やケガによる入院時に行っていたリハビリを退院後も続けたい方に適しています。
通所介護(デイサービス)
デイサービスは施設に入所せず、昼間に日帰りで利用できる通所介護サービスのことです。主に高齢者などの要介護者や障害者、児童に対するサービスを提供します。通所介護(デイサービス)のサービスの内容は入浴、排せつ、食事などの介護、機能訓練を行います。他にも、書道、陶芸、生け花、リズム体操など様々なプログラムが用意されており、外出イベントがあったりと人との触れ合いを目的とした交流会も開かれています。
訪問介護
訪問介護とは、自分や家族だけで生活を送れなくなった難しくなった人が対象となるサービスです。介護福祉士やヘルパーが自宅を訪ねて、お風呂やトイレ、食事などの介護はもちろんのこと、掃除や洗濯などの家事、通院時の外出をサポートしてくれるサービスです。訪問介護を利用できるのは地方自治体で「要介護」と認定された人となります。
訪問看護
訪問看護とは、病気や障害のある方が自宅で療養生活を送れるように、看護師が訪問して専門知識や技術を元にケアを提供するサービスです。主治医の指示に基づき、健康の維持や回復、生活の質の向上を目的として、予防から看取りまでを支えます。訪問看護は、医療保険または介護保険で利用できます。介護保険の対象ではない乳幼児や64歳以下の方も利用可能です。
自費リハビリ
自費リハビリとは、退院後の患者一人ひとりの状態や生活背景を踏まえ、目標を設定した上でマンツーマンでのリハビリを提供します。回数券の制限を設けず、その都度で評価とカウンセリングを行い、リハビリに最適な期間や頻度を決定します。沖縄リハビリテーションNOVAでは自費リハビリを導入しており、多くの対象者に高く評価されています。脳血管障害や整形疾患を抱える患者一人ひとりの状況やニーズを丁寧に聞き取り、最適なリハビリプログラムを提案してくれます。
退院後のセルフケアはどうしたらいい?
退院後のセルフケアがあればぜひ知っておきたいですよね。退院後のセルフケアの方法や自分でリハビリする方法について紹介していきます。それぞれ詳しく見ていきましょう。
セルフケア
退院後のセルフケアとして、感染症予防や血行促進があります。退院後は病気を罹患してからまだ期間が空いていないため、免疫が弱っており、感染症にかかりやすい状態となっています。風邪やインフルエンザだけでなく、最近流行りのコロナやマイコプラズマ肺炎にかかってしまうと重症化してしまう恐れもあるため、感染症予防として外出から帰った際は手洗いうがいを欠かさず、外出時はマスクを着用するようにしましょう。
また、罹患直後は血行の流れが滞り、手足などの末端が冷えてむくみやすくなっているため、温かい飲み物を飲んだり、お風呂で湯船につかる、手袋や靴下を着用するなどの末端を冷やさないようにしていきましょう。
自分でリハビリ
脳梗塞後遺症や骨折後にはいかに受傷直後からリハビリを早く始めるかが回復のカギとなってきます。しかし、退院後はリハビリの回数が制限されることで中々思うようにリハビリができずに後遺症が残ってしまうケースが多いです。そのため、自宅で自分でリハビリすることで後遺症を少しでも残さずに機能回復していくことが何よりのポイントとなってきます。自分でリハビリする方法として、体に負担がかからない程度のストレッチや軽い筋トレ、外に出て散歩をしてみるなど、自分でリハビリを行って体を動かすことでより機能回復のスピードが上がり、後遺症を出来るだけ残さずに回復を実感することができます。
まとめ
今回は退院後のリハビリはどうすればいい?利用できる保険やサービスを紹介してきました。退院後に利用できる保険や医療保険と介護保険の2種類があり、どちらの保険がより自分に合っているかは地域の相談機関やケアマネージャーに相談することをおすすめします。また、利用できるサービスもそれぞれ心身の状態によって異なるため、併せて地域の相談機関やケアマネに相談していきましょう。今回紹介した沖縄リハビリテーションNOVAが実施している自費リハビリは退院後の患者一人ひとりの状態や生活背景を踏まえ、目標を設定した上でマンツーマンでのリハビリを提供してくれるため、多くの対象者に高く評価されている話題のサービスです。沖縄リハビリステーション NOVAではご相談なども承っていますので、気軽にご相談ください。退院後のリハビリを検討している方は是非、自費リハビリを導入している沖縄リハビリテーションNOVAに相談してみてはいかがでしょうか。
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